Majalaとは
白石普氏との共同制作作品。 マジャラとはアラビア語で「銀河」を意味します。 陶芸技法を駆使した泳ぐような釉薬の表現に、出来上がった瞬間は思わず「タイルは宇宙。」と呟いた作品です。 窯の中で粘土が陶になる瞬間は誰も見ることはできませんが、タイルの目地をまたいで縦横無人に走る陶板の亀裂は窯の中で増幅するエネルギーを表しています。
ピースの一つ一つがタイリングされ、キチンと目地割りされている事が全体を整頓し秩序を与えています。
タイル張りやエネルギーを表す亀裂の表現は、師である白石普氏へお願いしました。